風邪をひきやすい。嬉しくって ついつい薄着をしたくなる。春だからと、軽くなりたくて 一枚減らしてぷるぷる震えて クシャミして。
だから〜桜の頃こそ毛皮のコートが似合うのだ。
昨日の映画にハダカにゴージャスな毛皮のコートの女の人が出てきて。
キャー!カッコいい!なんて。
真夜中のカーボーイは、アメリカンドリームが崩れたアメリカ映画?
こんなに、切ないくせにヒューマンなおかしみを感じて〜木乃久兵衛でひとりニヤニヤ。
なんて贅沢な映画鑑賞なんだと、ホットワインとあんだぎーで リラックスTIMES。
それから アフリカンスタイルの個展の打ち合わせをして。
久しぶりの二人展だ。
ここも、ギャラリーも、ジャングル化を目論むルウとしてはワクワクしちゃう。
そして、早起きをし珍しくカリーをつくりはじめた。
めったに食べないんだけど、たま〜にね、食べたくなる。
うちの家族はカリー好きだけど、ね。
さて アトリエ時代の仕事のひとつにパリスタイルというのがあった。
当時 PARlSで活躍していた直ちゃんからの仕事だった。
その直ん家に PARlSではお世話になっていた。
そのむかしの、ルウのいちばん弟子?
まあ したたかで?センスのある彼は、バンバン仕事もできてサイコーのともだった。
19の頃あった彼はヘナチョコなオカマみたいで、ユーモラスク!もちろん大好きなひと。
その彼からの仕事で、テキスタイルをやらせてもらった。ルウちゃんはテキスタイルにむいてると云われ。
そういえば スタイリストにむいてるとか、ミュージシャンの衣装にむいてるとか、ひとに云われてやってきたことばかりだなあ。
そのコーディネートのデザインが布になり、ポスターになり、紙袋になった。
梅田阪急デパートの仕事はなかなか 面白かった。
いまポスターを見ていたら、結構大がかりな仕事だったんだなあと。
懐かしのアリックス、どうしてるのだろうか?貴族の家系のセレブな彼女、ルウの家にも遊びに来たし、京都でいっしょに観光したっけ。
あれあれおぼろげな記憶になってきたぞ。
そんな風にPARlSとの交流の在りし日々を振り返っていると、無性に 帰りたくなる。
我がココロの故郷PARlSへ。
だから Salon de RuuRuuはPARlSの匂いがする。
ついこないだも フランスゴムの木を買ったのも、名前につられたから〜。
まあ ボウシ屋といえども 面白そうな仕事が来ると、ホクホクやっていた。
ボウシはトリッキーなボウシと言われ、それほど売れるものではないから。今もそこらへんは変わらないか。
当時 デザイナーの登竜門と言われてたラフォーレのハイパーハイパーには 委託販売していたり。
ショーケースをデコレーションしたり。目立ってはいたようだ。
その頃知り合ったみほちゃん (蜷川みほ)や、みか()サイケな絵を描く有名なパパをもつ彼女、名前が出てこない 肉体派女優の?あっミホジュンだ!に紙粘土でボウシの台になるダミーを作ってもらったりして、ディスプレイしたこともある。
色んな連中が、出入りしていたから。
ハイパーハイパーは面白いブティックだったし、通り道だったから。
ちょうどよかったようだ。
デコレーションといえば、新宿の地下道のショーケースにも鏡キラキラのボウシを展示したな。
フランスの有名なカジュアルブランド?の。
あ〜い〜デコの仕事は夜やるんだ。
面白かった。何でも初めてのことをやるのはドキドキして めちゃめちゃはりきってしまう。
オブジェみたいなボウシで、ガラスの破片や鏡、カラフルなガラス棒で光のオーラみたいの作って。それを、つい先日の僕らのサーカス物語での、鏡の女王カロファインの衣装に作り替えた。
素材復活!見事に咲いてくれました、光の花。
いつなんどき どんな風に再び生かされるか、わからないものだなあと、感慨無量の域に到達。
ほんとに不思議。
人生の織り成す綾に感服しているこの頃。
若いとき、アナタは発狂して死ぬと 云われ、さもありなんと思っていたけれど。こんなに生きて、人生を謳歌できてることは、奇跡だ。
少し光りがさして来た、も少ししたら ハジメヨウ。
アフリカンスタイル!神かざり!